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毎度有難うございます、ポルシェ専門修理工場店主でございます。

今日も朝から雨です・・・・・。
通勤途中、車の外気温度計を見ると20度を下回っておりました。

昨年は、猛暑が続いた夏でしたが、今年は、雨の影響で、秋らしい気候になるんでしょうかね。
猛暑も嫌ですが、雨が続くのも嫌ですね。

さてさて、お住まいのマンションの駐車場でホーンが鳴りっ放しになっているということで入庫致しました996カレラでございます。

ユーザー様のお仕事先に、マンションの管理人さんから、『 996のホーンが突然鳴り始め、鳴りっ放しで大騒ぎになっているので何とかしてほしい。 』、とのご連絡があったそうです。

ユーザー様のお仕事場からお住まいまでは、タクシーをぶっ飛ばしても、1時間位かかるそうで、996の駐車場へ到着された時には、既にホーンも鳴り止まれていたとか・・・・。

ホーンパットを押していないのに、振動等で勝手にホーンがなるのは、996、986、993でもよくあるトラブルですが、駐車しているお車のホーンが突然鳴り出すというのは、初めてでした。

ご来店頂いて、早速、確認いたしましたところ、ホーンパッド(エアバック)は、ステアリングに密着した状態になっておりました。それでも、ホーンが鳴らなくなっていたのは、ヒューズが飛んでしまったからのようです。
フューズを交換してみましたが、一瞬、蚊の鳴くような音が聴こえたような気がした瞬間、またフューズが飛んでしまいました。

とりあえず、エアバックのリテーニング・フレームを点検してみました。
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エアバックがマウントされております、リテーニングフレームの4隅にラバーブッシュがあり、その横にホーンのコンタクトポイントとなっております。
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コンタクトポイントの横のラバーブッシュで、クリアランスを保っているのですが、ラバーブッシュが劣化してきますと、このクリアランスが狭くなって、エアバックの重量もあって、ステアリングに伝わる振動等で接点が接触して、ドライバーがホーンパットを押していないのに勝手にホーンがなるという現象が起こります。

ちなみに今回の996は・・・・・、
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右の新品と比べて頂ければ一目瞭然です。
ブッシュのヘタリも限界に達し、ホーンコンタクトが、振動無くしても接触してしまったんですね。

リテーニングフレームを交換してエアバックを取り付け、切れたフューズを交換いたしましたが、フューズは飛ぶことなく、蚊の鳴くような音で、ホーンが鳴っているような気が・・・・・。

ホーンのコネクターには12V流れているので、ホーン本体の問題のようでした。
ユーザー様に確認してみますと、もともと、間の抜けたような音だったとか・・・・・。

996のホーンは、フロントバンパーのラジエターの横についております。
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手前が高音で、奥が低音です。
バンパー下のエア抜き口から、手前側の高音側でしたら何とかバンパー外さずに交換できますが、奥側の低音は、バンパー外さずには、かなりしんどいと思います。
狭い空間で時間をかけて苦労するより、そそくさとフロントバンパー外した方が、速いと思います。

というわけで、そそくさとバンパー外して、ホーン(高温、低音)を交換致しました。
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いや~、しかし、ご近所様は、びっくりされたでしょうね。
突然、誰も乗ってないポルシェのホーンが鳴り出すんですからね。

ユーザー様にお話を伺いますと、ここ最近、ステアリングに伝わるような振動があった時、ホーンがなる事があったとか・・・・。ちなみに、ポルシェのホーンは、イグニッションをオフにしていても鳴ります。

上記のような、ガタガタ道を走行している時とかブレーキを踏んだ時とかに、ホーンが勝手になるような症状が出てきた時は、早めにリテーニング・フレームを交換いたしましょう!そうでないと、今回のように、時限爆弾のように突然、ホーンが鳴り出すこともありますよ。

続きまして、こちらも最近、多いですね、ウインドレギュレーターの交換・・・・・。
986以降、ドアのオープナーを引っ張ると1cm位ドアガラスが下がるのですが、ワイヤーが伸びてきたり、プラスチックのガイドが折れたりすると下がらなくなってきます。

もともとは、986が出た時に、ドアガラスサッシが無いオープンカーのウェザーストリップがドアの開け閉めの摩擦で痛まないようにする為に、考えられた機能だと記憶しております・・・・。

こちらも、症状が出ているのにもかかわらず、そのまま乗っておられるユーザー様もいらっしゃるようですが、酷くなってきますとワイヤーがささくれてきます。
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こうなってまいりますとドアガラスを下げて、いざ上げようとした時に、ワイヤーが巻き込んでしまい、上げる事も下げる事もできなくなってしまう事がございます。

これから段々、涼しくなってきて、ドアガラスを下げて、自然の風を感じながらドライブしていた途中、ゲリラ豪雨が降ってきて、ドアガラスを上げようとした時にレギュレーターのトラブルで上がらず、豪雨でビショビショなんて事も無きにしも非ずです。

ちなみに996も986もウインドレギュレターは共通部品なのですが、996に取り付ける際に、注意する点がございます。
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ドアガラスがいっぱい下がった時のストッパーがあるのですが・・・・・、
Aは、986用。Bは、996用ですので、996に取り付ける場合は、Aのストッパーを外します。
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そうでないとガラスが中途半端なところまでしか下がりません。
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986は996よりガラスの高さが低いので、Aのストッパーを外してしまうと逆に下がりすぎてしまいます。

『 そんなこと言われんでもわかっとるワイ 』って声が何処からか聞こえたような・・・・・。

さてさて、明日、8月29日(金)ですが、 臨時休業させて頂きます。

私、アスホールにぶっといカメラをぶち込まれて参りますヾ(;´▽`A``。
電話も出れないかもしれませんので、お急ぎの方は、留守電にメッセージをお願い致します。

車も人間も早期発見、早期治療でございます。

有難うございましたm(_ _)m



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2014.08.28 
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